瓔珞(ようらく)とは、仏壇や寺院などの天井から吊り下がっている金色のきらびやかな装飾用の仏具です。
その種類は宗派によって異なりますが、主に「隅」と「?灯」の2種類があります。
隅瓔珞は主な仏教宗派各派が使用しており、一般的な天井の角部分から吊り下げて飾るタイプです。
?灯瓔珞は浄土真宗大谷派でのみ使用していることが特徴で、輪灯自体の周りに取り付けるタイプです。
手元供養の場合は仏壇を置くにしても場所を取らないコンパクトタイプがほとんどで、写真立てやアクセサリーなどにするのが一般的です。
また、瓔珞のコンパクトサイズを取り扱っている仏具店もほとんどないため、手元供養の場合では必要ないと考えてよいでしょう。