吊灯籠とは仏壇の内部に吊り下げて、仏壇を美しくきらびやかに照らすための仏具です。
その種類は大きく分けて丸みを帯びた「隠元灯籠」と六角形をした「金灯籠」の2種類で、仏教宗派によって使い分けられています。
元々は中に入れたロウソクに火を灯すタイプでしたが、近年ではLEDなど電気灯が主流となっています。
仏教においては火は智慧の証であり、闇を照らし浄土へと衆生を導く光とされてきました。
手元供養の場合は仏壇がコンパクトサイズですが、ミニ灯籠を扱う仏具店も増えてきたため、スペースが空いているなら置くことでより供養になります。
しかし、必ず置かなければならないものではないため、アクセサリーなどで身に付けるタイプの場合は準備する必要はないでしょう。